2019年10月22日(火)に、今上帝の即位式がありました。即位式の正式名称は「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」と言い、私はNHKの中継で「即位礼当日賢所大前(かしこどころおおまえ)の儀」から見始めました。
この儀が行われた宮中三殿・賢所(かしこどころ)は、天照大神と御神体の八咫鏡を祀っている所です。御神前なので、天皇・皇后両陛下は格調高い白い服装で臨まれています。特に白い十二単(じゅうにひとえ)は、この時にしか見られません。
即位式の為に、皇族の方々が平安装束を纏ってお集まりになりました。
真子様の写真は取り損ねましたが、幸いにも佳子様の十二単のお姿は撮影に成功しました。実にお美しい。この時、一眼ミラーレスは修理中だったので、スマフォで撮影するしか無かったのが残念です。
天皇陛下の赤茶色の御装束は「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」と言い、宮中祭祀で最も多く使われるものだそうです。
そして天皇陛下が皇位継承の宣明を出され、その後に当時の総理大臣だった安倍晋三氏お祝いの言葉を述べました。
天皇陛下の御退出です。まさに歴史の1ページを見る思いです。
皇后陛下の御退出です。皇室に入られてから想像を絶する苦悩を経験されたようですが、今や押しも押されもせぬ御立派な皇族となられました。外交官時代の雅子様は、何処にでも居る一般人にしか見えなかったのに・・・。
出来れば、もっと外国の王族達の御装束を拝謁したかったです。